2ntブログ
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「人間なんて呆気ないものね・・・・生きているうちに、やりたいことやって、人生楽しまなくっちゃ損だわねぇ・・・」
助手席に座った翠川美希はぼんやりと前を見つめたまま独り言のように呟いた。
「そうですね・・」
普段は活発でヤリ手の女部長の意外な一面を見たような気がして、ハンドルを握る佐久間勇人はどう答えていいのか解らず、眞矢みきに似た美しいその横顔をチラリと見ながら、ただ曖昧な言葉を返すしかなかった。

「佐久間君・・ちょっと寄っていかない?・・お清めしましょうよ・・お塩じゃなくアルコールで・・うふふ・・どう?」
「ええ・・でも・・」
「気を使うことないわ・・主人はゴルフだし、私一人なの・・」
「そうですか・・じゃあ・・ちょっとだけ・・」

とある土曜日の午後、S商事営業部長翠川美希は得意先社長の葬儀に参列していたのだ。
親しくしていた人の死にショックを受け落ち込んでいた彼女はこのまま一人で過ごすことに寂しさを覚え、運転手代わりに付き合わせた部下の若手社員佐久間勇人を我が家に招いて昼間からグラスを傾けることとなったのだった。

「ちょっと待っててね・・着替えてくるから・・」
「部長・・出来ればそのままで・・素敵な部長の喪服姿をもう少し観ていたいんですけど・・」
「ええ・・?・・なんで・・変な人ね・・・・でも・・・いいわ・・わかったわ・・・・」
ブランデーとグラスをテーブルの上に置くと、喪服姿に包まれたその見事なまでに熟れた女体をソファーに沈める。

「男性って、喪服姿の女性に魅力を感じるって言うらしいけど、どう?私の喪服姿・・そそるかしら?」
酔いが廻ってくると眞矢みき似た顔に色っぽい笑みを浮かべながら勇人をからかう様に囁きかけてくる。
「ええ・・もう・・最高っす・・部長の喪服姿・・」
勇人は既に反応をし始めている己の下半身を手で隠しながらモジモジと答えるのだった。
「うふふ・・佐久間君・・可愛いわね・・」
やがて勇人の横に体を沈めると、誘うような笑みを浮かべながら勇人の肩に顔を埋めるようにしてにもたれかかると、その手が勇人の太ももの上を怪しく蠢き始めるのだった。

「・・抱いて・・」
やがて美希の口から発せられた甘い声に一瞬勇人は自分の耳を疑った。
「佐久間君・・私のこの体・・欲しくない?・・」
勇人の顔を見上げ甘い誘惑の言葉を呟きながら既に固くなった男のシンボルをズボンの上からゆっくりと摩り始める。
「・・・ほ・欲しいです・・」
とうとう我慢の限界を超えた勇人は慌ててベルトを外すとその場にズボンを脱ぎ捨て、その若さをぶつけるように熟れた女体に襲い掛かった。